【解決】時計回りでアイウなどの連番をふり直したい!

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時計回りに連番をふり直す アイキャッチ図版

【解決】時計回りでアイウなどの連番をふり直したい!

以前の記事【解決】Illustratorでアイウなどの連番をふり直したい!により,左上→右下座標の順番で連番をふり直せるようになりました。自分で作ったものながらシンプルでとても使いやすいです。

ところが理科の図版を作っていると,月の満ち欠けの説明図のように文字を円形に配置し,時計回りか反時計回りで連番をふる状況がよくあることに気づきました。明らかに法則に基づいているのに手入力しなくてはならず,何とも歯がゆいですね。

そこで今回は選択したテキストフレームの1文字目を連番とみなし,時計回りまたは反時計回りで番号をふり直すJavaScriptを紹介します。

ダウンロードはこちらです。時計回り,反時計回りの2つセットになっています。

動作説明

テキストフレームの1文字目を連番とみなし,その部分を書き換えます。2文字目以降は触りません。

時計回りのものは,キーオブジェクト(なければ最前面のテキストフレーム)の連番を最初の文字として,時計回り(右回り)に番号を増やしていきます。

時計回りに連番をふり直す説明図版

反時計回りのものは,キーオブジェクト(なければ最前面のテキストフレーム)の連番を最初の文字として,反時計回り(左回り)に番号を増やしていきます。

反時計回りに連番をふり直す説明図版

回転の中心点(時計の軸にあたる座標)は選択しているアイテムの中でテキストフレームでないものから取得します。

基本的に番号は文字コード順に変わります。1の次は2ですが,9の次は10でなく:(コロン)です。

ひらがな,カタカナの場合は特例です。文字コード順だとアの次がィになってしまうので,イになるようにしました。ンより先はなく,それ以降はもともとあった文字が残る設定になっています。
同様に漢数字一の次は二,九の次は十,それ以降はそのまま残ります。

使いかた

2つ以上のテキストフレームと,回転の中心取得用のオブジェクトを選択してください。キーオブジェクトを明示的に指定したい場合は,対象のアイテムをもう1度選択します。あとはスクリプトを実行するだけです。

ちまちま作業よさようなら!

これでまた少し仕事が速くなりました。今日もさっさと仕事を切り上げて好きなことをしましょう!

コードは長くなったのでダウンロードして見てください。

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