スクリプト

【解決】Illustratorのパネルで正規表現の検索・置換・選択がしたい!

CEPエクステンションFindReplaceSession for Illustrator アイキャッチ図版

Illustratorでレイアウトや図版を作っていると、複数の行の先頭に同じ文字を追加したくなったりします。そういうときには、正規表現というパターン検索(あいまい検索)を使うと便利です。

例えば検索パターンに「^」、置換パターンに追加したい文字、例えば「✅ 」を指定して置換を実行すると、もとの文字の各行先頭に「✅ 」が追加されます。

もとの文字置換後文字
マッチ範囲をカンバス上で選択
マッチ範囲をパネル上に表示
マッチ範囲を置換
✅ マッチ範囲をカンバス上で選択
✅ マッチ範囲をパネル上に表示
✅ マッチ範囲を置換

問題は、Illustratorの検索・置換機能はそこまでの柔軟さがないことです。正規表現は使えませんし、モーダルダイアログなので検索中は視点を動かしたり拡大したりできません。InDesignならできるのですが、Illustratorで実現したい状況も多いでしょう。

そこで今回は、パネルにて正規表現で文字を検索・置換・選択するIllustrator用エクステンション、FindReplaceSession for Illustrator を紹介します。

動画で見たい

FindReplaceSession for Illustratorって何?

Illustratorのパネルにてパターンに基づいてテキストを検索・置換・選択するIllustrator用エクステンションです。

検索条件にマッチしたテキストフレームまたは文字をカンバス上ですべて選択する、パネル上でマッチした範囲を選んで画面中央に表示する、選んだ範囲1つだけ置換するなど、用途に応じて柔軟に利用できます。

検索パターンはECMAScript 2021相当の正規表現に対応しています。ExtendScript(ES3)でも使える基本的なメタキャラクタに加え、例えば次のような指定が使用可能です。

  • Lookbehind (?<=text) (?!<text)
  • Unicode文字クラスエスケープ \p{Script=Hiragana}
  • 絵文字等のコードポイント指定 \u{1F600}
  • 名前つきキャプチャ 検索パターン: (?<groupname>text)、置換パターン: $<groupname>
  • dotAllオプション(.を改行にマッチさせる)

置換の際はもともとあった文字属性を保持します。つまり、スクリプトでの置換ではテキストフレームの最初の文字に属性が統一されがちですが、そうではなくマッチ範囲の属性を引き継げるということです。

Adobe Exchangeにて5USDで販売中で、Creative Cloudデスクトップアプリから購入・インストール可能です。

Adobeアプリの自動化機能にはスクリプト・CEPエクステンション・UXPプラグインなど色々な種類の呼び名がありますが、これはCEPエクステンションにあたります。パネルで操作できることが強みです。

CEPエクステンションFindReplaceSession for Illustrator イメージ画像

どのバージョンに対応しているの?

Adobe Illustrator 2021(25.3) かそれ以降のIllustratorに対応します。このバージョンのIllustratorが動けば、macOS/Windows問わず使用可能です。

動作確認済み

動作確認済み
  • Illustrator 2021〜2026
  • macOS 12.7, 26.1(Apple Silicon)
  • Windows 11

どうやって買うの?

今回のIllustrator用エクステンションはAdobe Exchangeでの購入が必要です。次の手順でご利用ください。

A このページのリンク経由で購入

 ↑のリンクを開きます。開くとAdobe Exchangeのサイトの該当プラグインページが出ます。まだAdobeアカウントでログインしていなければログインしてください。

 次に、右上のほうにある(Buy)ボタンを押します。

 Checkoutという画面が出ているはずです。そこでご自身の連絡先や支払い方法を指定してください(見本の画像は別のプラグインのものです)。

Adobe Exchange Checkout(支払い)画面

 同じ画面の下のほうに利用規約とプライバシーポリシーがあります。内容を確認し「私は利用規約とプライバシーポリシーに同意します」にチェックを入れてください。

 (注文の完了)ボタンを押します。押したら決済が実行され、Thank Youという画面が出ます。これで購入完了です(見本の画像は別のプラグインのものです)。Illustratorがエクステンションを認識し、使えるようになります。

Adobe Exchange Thank You(購入完了)画面

インストール後、Illustratorのメニューの ウィンドウ > エクステンション > FindReplaceSession for Illustrator のところに出てきます。

メニューからCEPエクステンションFindReplaceSession for Illustratorのパネルを開く画像

B Creative Cloud App 経由で購入

 Creative Cloud Appのウインドウで、FindReplaceSession for Illustratorを見つけてください。

「FindReplaceSession」と検索すると出てきます。

Creative Cloud Appのウインドウで、CEPエクステンションFindReplaceSession for Illustratorを見つける様子の画像

 (購入)ボタンを押します。するとAdobe Exchangeのサイトの該当プラグインページが出ます。まだAdobeアカウントでログインしていなければログインしてください。

あとは前記「A このページのリンク経由で購入」の3〜5と全く同じです。そちらをご参照ください。

使いかたは?

基本的にパネルを使って操作します。メニューの ウィンドウ > エクステンション > FindReplaceSession for Illustrator を選んでパネルを開いてください。

検索パターンの部分に検索文字列、置換パターンに置換文字列を入力します。その下のチェックボックスでは、検索オプションを指定できます。適宜切り替えてご利用ください。

CEPエクステンションFindReplaceSession for Illustratorのパネル 画像

すべて置換する(Replace > Replace all)

  1. パネルのすべて置換(Replace all)ボタンを選択してください
  2. すると、検索対象になっていて編集可能なテキストをすべて置換します
CEPエクステンションFindReplaceSession for Illustrator「すべてを置換」動作イメージ図版

置換できなかったマッチ結果はパネルに表示されます。オブジェクトやレイヤーのロックを解除する、表示するなどで編集可能になります。再度置換をお試しください。

CEPエクステンションFindReplaceSession for Illustrator「すべてを置換」編集不可テキストのパネル表示

全テキストフレームを検索する(Find > All frames)

  1. パネルの全フレーム(All frames)ボタンを選択してください
  2. すると、検索パターンに一致したテキストフレームをすべてカンバス上で選択し、さらにマッチした範囲をパネルに表示します
CEPエクステンションFindReplaceSession for Illustrator「検索 > 全フレーム」動作イメージ図版

全テキストレンジを検索する(Find > All ranges)

  1. パネルの全レンジ(All ranges)ボタンを選択してください
  2. すると、検索パターンに一致した文字をすべてカンバス上で選択し、さらにマッチした範囲をパネルに表示します
CEPエクステンションFindReplaceSession for Illustrator「検索 > 全レンジ」動作イメージ図版

文字の一部を置換する

置換 > すべて置換 で置換できなかった文字や、検索 > 全フレーム/全レンジ で表示したマッチ結果は、それぞれ一部分ずつ置換できます。

  1. パネル下段に、検索結果が表示された枠があります。それを見てどの部分を置換するか決めてください
  2. 検索結果枠の右側にある置換ボタン(循環する矢印のアイコン)を押してください。その部分の文字を置換します
  3. 次の置換候補があれば、その範囲が自動的に選択されます
CEPエクステンションFindReplaceSession for Illustrator イメージ画像

検索結果をすべてパネルから取り除く(Reset)

パネルのリセット(Reset)ボタンを押してください。検索結果が空になります。

検索結果の一部をパネルから取り除く

各検索結果枠の右上にある無視ボタン( X )を押してください。その1つのみパネルから取り除けます。

検索オプションはどんなものがある?

基本的にすべての検索パターンには、次のオプションが指定されています。

  • global: 最初のマッチだけでなく、見つかったすべてを対象にする
  • multiline: 先頭および末尾を示すメタキャラクタ^と$を行頭行末にマッチさせる
  • unicode: Unicode関連機能を使えるようにする

そのうえで追加オプションを指定できます。

正規表現を使用(Grep)

ONにすると正規表現を使用します。正規表現はJavaScript(ECMAScript 2021相当)に基づきます。Lookbehindなどが使える比較的新しいバージョンです。

大文字と小文字を区別する(Case sensitive)

ONにすると、アルファベットの大文字・小文字を区別します。OFFの場合は大文字・小文字一緒くたにしてマッチします。

. を改行にマッチさせる(Allows . to match newline characters)

ONにすると、任意の1文字を表す.のメタキャラクタが改行にもマッチするようになります。

選択中のアイテムのみ対象にする(Selected text only)

ONにすると、検索対象を選択しているアイテムとその子孫のテキストに限定します。OFFの場合は書類上のすべてのテキストを対象にします。

注意点

  • シンボルやパターンの中にあるテキストは検索できません
  • テキストフレームが数千個あるときにはフリーズする可能性があります
  • Undoで置換したテキストはもとに戻せますが、パネルの表示は戻りません。もし必要なら検索からやり直してください

これでまた少し仕事が速くなりました。今日もさっさと仕事を切り上げて好きなことをしましょう!

【履歴】infoVector 3.2

特定の形式のテキストを,日本語/英語でXMP(IPTC)メタデータに書き込み,ai・eps・jpg・pngファイルとして書き出すIllustrator用ドロップレットinfoVector 3.2のページです。4.0.0で仕様が変わったため,旧バージョンの情報を残しておきます。

最新の情報は,【解決】ストックイラストのタグ付けと画像書き出しを一気に済ませたい!を参照してください。

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【解決】さまざまな図法で書き出せるベクター世界地図制作アプリがほしい!

Zueアプリ アイキャッチ図版

社会科系の教科書や学習参考書では、世界地図・日本地図のベクターデータを作ることがよくあります。

トレースで作るには時間がかかりすぎるし、正しい海岸線の形や国の塗り範囲を把握するのは大変なことです。制作できる専用アプリがあるといいですね。

実際にそういったアプリは存在し、QGISなどが利用可能です。ただ、そもそも元となる地理データを自力で用意する必要がある、できるベクターデータのアンカーポイントが多く重くなりがち、などの課題がありました。

したたか企画では、地図の制作にD3.jsTopoJSONを利用しています。パスの省略の仕方が絶妙で、シンプルかつパスファインダーで操作しやすい、編集に強いベクターデータになるからです。

今回は、そのシンプルで編集に強い地図を生成するためのアプリを用意しました。さまざまな透視図法で世界地図のベクター画像を描画し書き出すアプリ、Zueを紹介します。

例えば次のような地図を作れます。

Zueアプリ 地図サンプル画像(orthgraphic)
Zueアプリ 地図サンプル画像(miller)
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【解決】モジュール化したExtendScriptを自動で1つにまとめたい!(2)

モジュール化したExtendScriptを自動で1つにまとめたい!(2) アイキャッチ図版

前回の記事【解決】モジュール化したExtendScriptを自動で1つにまとめたい!(1)にて、複数ファイルに分割したJavaScriptから1つのExtendScript(.jsx)ファイルを生成できるようになりました。もしまだ手順がよくわかっていない場合は、該当記事のどうやって生成するの?の部分を改めてご参照ください。

第2回のこの記事では、package.jsonやrollup.config.jsの設定内容を中心にお送りします。何が何を制御しているかを理解し、自分でも改造できるようにしましょう。

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【解決】モジュール化したExtendScriptを自動で1つにまとめたい!(1)

モジュール化したExtendScriptを自動で1つにまとめたい!(1) アイキャッチ図版

IllustratorやInDesignなど用にExtendScriptを書いていると、だんだんコード量が肥大化してくることがあります。

そんなときはキリのいい区切りでファイルを分割し、//@includeや//@includepathで読み込むと開発・管理がしやすくなります。1ファイルあたりの情報量(行数)が減って、内容を把握するのが楽になるのです。

最終的にVisual Studio Codeの機能拡張 ExtendScript Debugger か ExtendScript Toolkit でバイナリとして書き出すと、外部ファイルから読み込んだコードも含めて1つのファイルにまとめられます。

Visual Studio Codeの機能拡張ExtendScript Debugger 画面

しかしバイナリとして書き出しは、自ら能動的に操作して毎回実行する必要があります。修正するたびに同じ操作をするのはなかなか負担が大きいのです。

WebpackやViteなどモジュールバンドラーを利用したフロントエンドの開発では、ファイルを保存したタイミングでまとめ処理を自動的に実行できます。ExtendScriptでもそうできたら嬉しいですね。

そこで今回は、RollupとBabelを使い、モジュールごとに別ファイルに切り分けたExtendScriptを自動で1つにまとめる方法 を紹介します。これをすると、テンプレートリテラルやArray.filterなどES5やES2015(ES6)以降に追加された機能を利用してコードを書けるようになります。こちらがメインでも良いくらいですね。

TypeScriptの導入は行わないので、Adobeアプリ用スクリプトにTypeScriptは大げさなんだよなー、というかたに特におすすめです。

初回のこの記事では、前提知識や技術選定理由を中心にお送りします。

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【解決】Figmaにも変形パネルがほしい!

Figma用プラグイン TransformPanel アイキャッチ図版

Figma Drawの公開や日々のツールの進化により、Figmaでイラスト・図版を作ることが現実的になってきています。以前からベクターネットワークというベジェ曲線の進化版のようなものが採用されていますし、角丸の大きさや角の形状がアンカーポイントごとに設定できるなど、ベクター絵描きにとって嬉しい機能が満載です。

ただ、Figmaは基本的にはアプリやWebサイト等のプロトタイピングをするための環境です。UIや仕様はその方向に最適化されているので、絵描き作業には少々不便に感じることも。

例えば、選択した複数アイテム全体のバウンディングボックスにて座標やサイズを指定したくなりますが、Figmaのパネル/インスペクターだと複数選択時はMixedになってしまいます。全体の左上がこの座標だとか、幅いくつになるというのがわからないし、指定できないわけです。

Adobe Illustratorに慣れているかたなら、変形パネルを使ってそのような操作をしていたことでしょう。例えば変形基準点をセットし、移動先のX座標をコピーして対象複数アイテムのX座標にペーストして移動する、といった流れです。それができたら嬉しいですね。

またサイズについては、幅や高さを数値で指定する場合、変形は左上基準のみです。Scale機能なら複数アイテムの中心など自由に基点を指定できますが、これの場合必ず線幅や効果も一緒に変形されます。イラストの場合はそれらは同じまま大きさだけ変えたいことも結構多いのですよね。

そこで今回は、Illustratorの変形パネルのように、複数アイテムの座標やサイズを基準点をもとに数値で指定できるFigmaプラグイン、TransformPanel を紹介します。

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【まとめ】minimumAreaサブスクリプション版

minimumAreaサブスクリプション版 アイキャッチ図版

minimumAreaは、ストックイラストの大型ベクター画像用にAi/EPSを複数サイズで書き出すIllustratorスクリプト(アプリ) です。2019-05-23の販売開始以来、いくつかのメジャーアップデートを経て、現在も多くのかたにご利用いただいています。

利用者の方々には好評のminimumAreaですが、買うには3000円くらいかかるため、まだ自分のワークフローに合うかわからない状態で導入を決めるには勇気が必要でした。少々尻込みしてしまいますね。

しかしこのたび、サブスクリプション(月額課金)プラン&ライセンス認証の形式により、お手頃価格で試せるようになりました。1か月分だけ試しに課金するとか、需要があるときだけ契約する、といった使いかたができるようになります。

そこで今回は minimumArea(およびinfoVector)サブスクリプション版 を紹介します。

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【まとめ】infoVectorサブスクリプション版

infoVectorサブスクリプション版 アイキャッチ図版

infoVectorは、各ストックイラストサイト用に日本語/英語のIPTC情報を埋め込んで画像を書き出すIllustratorスクリプト(アプリ) です。2021-05-07の販売開始以来、いくつかのメジャーアップデートを経て、現在も多くのかたにご利用いただいています。

利用者の方々には好評のinfoVectorですが、買うには3500円くらいかかるため、まだ自分のワークフローに合うかわからない状態で導入を決めるには勇気が必要でした。少々尻込みしてしまいますね。

しかしこのたび、サブスクリプション(月額課金)プラン&ライセンス認証の形式により、お手頃価格で試せるようになりました。1か月分だけ試しに課金するとか、需要があるときだけ契約する、といった使いかたができるようになります。

そこで今回は infoVector(およびminimumArea)サブスクリプション版 を紹介します。

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【解決】Adobe Expressにも合成フォントがほしい!

Adobe Express用add-on Composite Font アイキャッチ図版

デザインを作る際、和文と欧文で別々のフォントを指定したくなることがあります。Adobe Expressでは、一旦すべて和文フォントにしてからすべて欧文フォントを適用することでそれを実現できます。まるでバージョン10までのIllustratorのようです。

やりたいことが和文と欧文で別々のフォントを指定するだけなら上記方法で解決します。しかし、もし数字だけは別のフォントにしたいとか、欧文のみサイズを上げたいなど条件が増えてきた場合手に負えなくなってしまいます。

IllustratorやInDesignには合成フォントという機能があり、事前に漢字・かな・半角欧文・半角数字などの文字種ごとにフォントやサイズなどを指定し、それらを1回で適用できます。Adobe Expressでもそれができたら嬉しいですね。

そこで、合成フォントのように文字種ごとに別々のフォントを一気に適用するAdobe Express用add-on、Composite Font を紹介します。

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【解決】Adobe Expressでもキーオブジェクトに整列・分布したい!

Adobe Express用add-on Singari アイキャッチ図版

使うアプリが何であれ、レイアウトやデザインを扱っていれば整列は毎日することでしょう。

したたか企画ではこれまで、次のような手段で整列の生産性を向上させてきました。

そして現在Adobe Expressを使うようになり、またしても本体機能として存在しないキーオブジェクトに整列・分布をしたくなっています。

そこでまた丸ごと機能を作りました。最後に選択したアイテムをキーオブジェクトとして扱い、整列や分布を実行するAdobe Express用add-on、Singari(しんがり) を紹介します。

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【解決】Adobe Expressでテキストを分割・連結したい!

Adobe Express用add-on Split Rows アイキャッチ図版

したたか企画では、テキストを行ごとに分割したり、区切り文字で分割・連結する機能を各種アプリ向けに公開しています。

このたび、Adobe ExpressでもSplit Rowsが利用可能になりました。テキストを行ごとに分割したり、区切り文字で分割・連結するAdobe Express用add-on、Split Rows を紹介します。

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【解決】Finderで選択したPDFの判型名を表示したい!

Finderで選択したPDFの判型名を表示したい! アイキャッチ図版

印刷をする際など、手持ちのPDFの判型名を知りたくなることがあります。判型名とはA4やB5等、紙の大きさや仕上がりの寸法をもとに決まっている規格の名前のことです。

通常だとAcrobatやPreview・IllustratorなどのアプリでPDFを開き、幅と高さを確認して判断することでしょう。しかし、わざわざファイルを開く手間が無駄に思えます。また、サイズから判型を判断する部分は自分の記憶か資料を参照する必要があります。もっと簡単にしたいですね。

そこで今回は、Finderで選択しているPDFファイルの判型名をダイアログで表示するJXAスクリプト を紹介します。JXA(JavaScript for Automation)でできているためmacOS専用です。Windowsのかたはすみません。

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【解決】Adobe Expressの対応画像フォーマットを増やしたい!

Adobe Express用add-on LoadingBay アイキャッチ図版

Adobe Expressでは多くの画像フォーマットのインポートに対応していますが、AVIFやBMPなど一部未サポートのものがあります。サポートしているフォーマットでも、例えばPSDではCCライブラリに登録するよう説得され、ダイアログを閉じる手間が発生します。少々面倒なので、それらの画像をドロップしたらすぐ使えるようになるとありがたいですね。

またエクスポートのほうも、可能なのは基本的にPNG・JPG・PDF・MP4の4つです。たまにはAVIFやWebP・TIFFなどに書き出したくなることもあるでしょう。

そこで今回は、幅広いファイルフォーマットを読み込み・書き出しするAdobe Express用add-on、LoadingBay を紹介します。

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【遊び】クラウド保存したIllustratorスクリプトを実行したい!

executeCloudScript.jsx アイキャッチ図版

複数のmacやWindowsマシンを持っている場合、それぞれの環境に同じスクリプトを用意しておくのはなかなか難しいことです。一応、Keyboard Maestroマクロをクラウド共有したり、Dropboxにスクリプトファイルを配置して同期したりすることで実現できます。

しかし実際そこまでするかたは少ないでしょう。どれも同じAdobeアカウントでログインしているのだから、そのアカウントにスクリプトをクラウド保存して実行できたらいいですね。

そこで今回は、クラウドドキュメントに保存したスクリプトを実行するIllustrator用ExtendScript、executeCloudScript.jsx を紹介します。あまり実用性はないので、あくまでもお遊びとして見てください。

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【解決】ストックイラスト用タグテキストをイラレ上で編集したい!

Illustrator用CEPエクステンションTagText アイキャッチ図版

Adobe StockやPIXTAなどストックイラストサービスに描いた絵をアップロードするときには、検索にヒットするようタグ・キーワードをたくさん用意します。おおむね50個程度あると良いですね。

その際は過去に自分がアップロードしたイラストのタグをストックイラストサイトからコピーしたり、過去データファイルに埋め込まれたタグをAdobe Bridgeから持ってきて融合させたりします。

しかしそうすると、タグ区切り文字が引用元によって異なり、種類がばらばらになったりします。当然重複した単語を目視で探し出し、消す作業も必要になります。消した後はタグが目標の50個に届いているか、今何個なのかを数えることになります。無駄な労力をかけている感じがしますね。

数を数えたり重複したキーワードを取り除くというのは、機械の得意なところです。プログラムにやってもらいましょう。

そこで今回は、テキストフレーム上でストックイラストのタグ用テキストを編集するIllustrator用エクステンション、TagText を紹介します。

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【解決】使用フォント一覧をテキストファイルにしたい!(2)

DocumentFontsアプリ アイキャッチ図版

前回の記事【解決】使用フォント一覧をテキストファイルにしたい!(1)により、ai/epsファイルから使用フォントを調べ、テキストファイルとして保存できるようになりました。

しかしこれは対象ファイルをダイアログで選択する必要があり、少々操作が面倒です。また、このスクリプトではフォントファイル名を記録するため、Adobe Fontsの書体は「.41309.otf」のような特定しにくい名前になります。

改善の余地があったので、次のように変更した新しいアプリを作ることにしました。

  • macOS/Windows両方で動かせる
  • ファイルのドロップでもダイアログでもフォント一覧を出力できる
  • Adobe Fontsに対応
  • フォントのPostScript名を取得する

そこで今回は、Illustratorファイルの使用フォント一覧をテキストとして保存するアプリ DocumentFonts を紹介します。

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【まとめ】WindowsでIllustrator/InDesign書類をNoriaに関連付ける

ai/eps書類のNoriaアイコンをIllustrator由来のものにするイメージ画像

Noriaは、Illustrator/InDesignファイルが作成または保存されたバージョンを調べ、適切なバージョンのアプリで開くmacOS・Windows用アプリです。それ何? というかたは【解決】Illustrator/InDesignファイルを作ったバージョンで開きたい!を参照してください。

簡単に説明すると、NoriaアプリにIllustrator/InDesignファイルを渡すと、Noriaがファイルのバージョンを調べて該当するAdobeアプリで開くという流れです。

Noriaアプリのアイコンにファイルをドロップすることで実行できます。macOSのFinderやWindowsのExplorerでダブルクリックにて実行できるようにしておくと、動作は速くなり、ミスは防ぎやすくなります。拡張子.aiや.inddにNoriaアプリを関連付けると、その動作になるわけです。

ところがWindowsの場合、単に関連付けを指定しただけだとIllustrator/InDesignの書類アイコンがどれもNoriaアプリの白いものに変わってしまいます。どれがどれで何のファイルだかよくわかりません。アイコンはアイコンはもとのアプリのものを引き継いだほうがありがたいですね。

そこで今回は、WindowsでIllustrator/InDesignファイルをNoriaに関連付け、書類アイコンはもとのアプリのままにする方法 を紹介します。

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【解決】Illustrator/InDesignファイルを作ったバージョンで開きたい!

Noriaアプリ アイキャッチ図版

DTPでIllustrator/InDesignのデータを扱うときは、正しいバージョンのアプリでファイルを開くことに心血を注ぎます。新しいバージョンで作ったファイルを古いバージョンで開くと、見た目が変わったり、最新の便利機能で作ったオブジェクトが拡張されてしまったりするからです。

特にIllustrator 2020以降のai/epsのファイル保存バージョンは、同じIllustrator 2020形式でも機能の追加や変更が頻繁に起こっています。実際は互換性がないのに下位バージョンでも開けてしまうわけです。そのため、間違ったバージョンで開いても気付かずに進めていることがたびたびあります。怖いですね。

幸いなことに、この問題を解決できるアプリはすでに公開されています。

Illustrator

InDesign

Glow Aiは筆者も日常的に使っており、申し分ありません。ただ使っているだけに、次のようなより自分好みの仕様にしたくなりました。

  • バージョンを検知してダイアログを開くまでの時間をより早く
  • 矢印キーやEnterキーを打つ手数を少なく
  • macOS/Windows両方同じアプリにして、無意識でも扱えるように

macOS/Windows両方使っていると、どっちがどの操作だったか混乱しますよね。

そこで今回は、Illustrator/InDesignファイルの作成・互換バージョンを調べ、適切なバージョンで開くアプリ Noria を紹介します。

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【解決】Illustrator全メニュー名のテキストがほしい!

sttk3_menu_titles アイキャッチ画像

テクニカルライターやスクリプト開発者は、Illustratorのバージョンごとの更新を常に追跡していることでしょう。新機能の追加でメニューが増えたり、ローカライズの都合でメニューの文言が変わったら、それを成果物に反映する必要があるからです。

特にIllustrator 2023以降は、バージョンが0.1進むだけのマイナーアップデートでも、機能の追加や機能名の変更が頻繁に起こっています。変化を見つけるのもひと苦労ですね。

そこで今回は、Illustratorの全メニューのタイトル(テキスト)を取得し、ダイアログに出すIllustrator用スクリプト を紹介します。バージョンごとに取得したテキストを保存しておけば、diffコマンドなどのテキスト比較ツールで機械的に違いを検出できる、という作戦です。

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[archive] minimumArea 3.0.0

minimumAreaアプリ アイキャッチ図版

This is a page for minimumArea 3.0.0, a droplet for Illustrator that resizes EPS artboard to 4 megapixels or larger for Shutterstock upload. The specification has changed in 4.0.0, so information on the old version is left here.

See [Solution] I want to resize Ai/EPS for large vector images for microstock illustrations! for the latest information.

[Solution] I want to scale EPS to 4 MP for Shutterstock!

On May 13, 2019, the process of contributing vector images (EPS) to the stock photo service Shutterstock has been changed.

Previously, JPEG images for preview and EPS files were uploaded together, but JPEG images are not required at now. The preview is automatically generated when you upload the EPS. It is more comfortable for contributors, as there is no need to convert EPS to JPEG.

The problem is the dimensions. In the new process, a condition was added that only EPS files of at least 4 MP (megapixel) in size were accepted. Although it is a unit that is not familiar, megapixels indicate dimensions that can be obtained by width * height. For example, width 2000px * height 2000px is 4,000,000 = 4 MP. Files of this size will pass the examination because the conditions of at least 4 MP are cleared.

However, there are few people who draw a vector image for stock illustration so large. If you think A4 is 841px * 595px and A3 is 1190px * 841px, you can see how big it is.

In other words, in order to upload vector images to Shutterstock, the work of calculating the enlargement ratio at which the size of each EPS data is 4 MP or more, actually scaling and then saving will occur like a mountain. Furthermore, the size limit is 25 MP, so you need to make sure you don’t exceed it. This is unreasonable.

Therefore, this time, we will propose a script for Illustrator that resizes the EPS artboard size to 4 megapixels to less than 25 megapixels for Shutterstock upload.

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