Keyboard Maestro

【解決】Chrome翻訳の言語をショートカットで切り替えたい!

Chrome翻訳言語トグルスクリプト アイキャッチ図版

Google Chromeでは,内容を丸ごと翻訳しながらページを開けます。英語で書かれたWebサイトを日本語で読みたいときに便利です。

ページ内の見ている部分その場で原文と日本語訳を切り替えられるので,視点が迷子になりません。両方の言語を行ったり来たりしやすく,理解が早くなります。

ところが言語を変えるには,小さな翻訳アイコンをクリックして,出てきたウインドウ上でさらに英語・日本語などを選ぶ必要があります。何回も繰り返すのはきついですね。

そこで今回は,Chrome翻訳の言語を交互に切り替える(トグルする)スクリプトを紹介します。Keyboard Maestroでスクリプトにショートカットを割り振り,キーボード操作を実現する作戦です。

今回はmacOS専用です。Windowsユーザーのかたはすみません。

本質的な部分はAppleScriptなので,Keyboard MaestroはBetterTouchToolやAlfredなど別のアプリで代替できます。

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【まとめ】Keyboard Maestroに単語登録しよう

Keyboard Maestro単語登録 アイキャッチ図版

Keyboard Maestroを買ってみたはいいものの,よくわからず持て余している……
機能が多すぎて何をしたらいいかわからない……
そんな方は多いのではないでしょうか。

Web上にあるKeyboard Maestro活用例を見てみると,達人が何かすごいことをしているという印象で圧倒されます。もう少し単純で時短になるものがほしいですね。

そこで今回は,Keyboard Maestroに「単語登録」し,文字入力を速くする方法を紹介します。

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【解決】スタイルにショートカットを割り当てたい!(2)

ショートカットでスタイル適用(2)アイキャッチ

以前の記事【解決】スタイルにショートカットを割り当てたい!により,キーボードショートカットでスタイルを適用できるようになりました。お気に入りのスタイルをすぐに呼び出すことができ,とても便利に使っています。

でもこのスクリプトは,スタイルごとに1つずつJavaScriptファイルを必要とします。だんだん管理が面倒になってきました。

だって想像してみてください。私がこのスクリプトをアップデートするたびに,あなたは毎回JavaScriptファイルをリネームすることになるんですよ……

幸いなことに,Illustratorにはスクリプト実行時に引数(ひきすう)を渡す機能がついています。引数とはスクリプトに渡す文字や数字などのデータのことです。スタイル名を引数として渡せば,プログラムの中身はそのままでも,そのスタイルを適用する処理に変えられます。

前のスクリプトを作ったときは,引数を管理できるアプリが普及していなかったためファイル名で代用していました。最近はKeyboard Maestroを使う人が増えてきたので,それで管理できそうです。

そこで今回は,バージョンアップしたスタイル適用スクリプトKeyboard Maestroで,複数のスタイル適用ショートカットの管理を簡単にします。

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【解決】Keyboard MaestroのIllustratorスクリプト実行を簡単にしたい!

Keyboard MaestroでIllustratorスクリプト アイキャッチ図版

Keyboard MaestroでのIllustratorスクリプト実行を解説した記事としては,三階ラボさんの記事が有名です。私もお世話になりました。
3flab inc. | Keyboard Maestro で Illustrator のスクリプトをサクっと実行

記事の要点は,スクリプトのjsxファイルをIllustratorで開くように設定すると,呼び出したとき実行できるということです。シンプルでわかりやすいですね。

ところが慣れてくると,次の項目が気になってきました。

  • スクリプトを開くIllustratorのバージョンが固定されているので,別のバージョンを併用するときどうすればいいのかよくわからない
  • バージョンが増えるたびにいちいち全バージョン登録するのは面倒くさい
  • JavaScript(ExtendScript)のみ対応で,AppleScriptやJXAはそれぞれ別の方法を用意しなければいけない

一方スクリプト起動アプリとして有名なSPAiでは,ExtendScript/AppleScript/JXA の違いを気にすることなく実行できます。あまり気にしていないかもしれませんが,Illustratorのバージョンについても管理してくれています。

具体的には,スクリプトの種類によって

  • 目の前に出ているバージョンで実行する
  • 複数バージョン起動中は実行を中止する

といった判断をしています。Keyboard Maestroでもこういうのをやってほしいですね。

そこで今回はKeyboard MaestroにSPAi風スクリプト起動ヘルパーを組み合わせ,適切な方法やバージョンでスクリプトを実行してもらう方法を紹介します。

2022/03/15追記:
こちらはもう情報が古くなっています。新しいツールに引き継いだので,スクリプトファイルを実行する Keyboard Maestro 用アクション|note をご覧ください。

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【解決】Quick Lookでテキストをコピーしたい!

SpotlightでQuick Look風文字コピー アイキャッチ図版

デザインやプログラミングなどテキストを多く扱う作業をやっていると,txtファイルから内容をコピー&ペーストすることがよくあります。でも,Finderで選択してテキストエディタで開く動作って結構集中力を削ぎませんか?

MacOS 10.10(Yosemite)では,設定すればQuick Lookで見えているテキストをコピーできました。そのため,Finderで選択,スペースを押してQuick Look,コピーという流れがとてもスムーズにつながります。

ところが,その設定は10.11(El Capitan)で廃止になってしまいました。なんてことをするんでしょう。

幸いなことに,Spotlight検索フィールド(Finder検索でない)に出てくるテキストファイルはなぜかコピー可能です。この挙動が使えそうですね。

そこで今回はFinderで選択しているファイルを,Spotlight検索欄に表示する機能を紹介します。

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【解決】jsxファイルってQuick Lookできないの?

jsxのアイコンがプレビューに変わる

IllustratorやPhotoshopなどで使う拡張子jsxのスクリプト,AdobeのExtendScriptの話です。

このファイルはQuick Lookを使ってもアイコンが表示されるだけで,中身のテキストを確認することができません。スクリプトを書いていると,「あれ,この処理どっかで書いたな。検索しよ」ってことがよくありますよね。でも検索で出てきたファイルをいちいち開かないといけないのが面倒です。今回はこれを「タイプコード変更」で簡単に解決します。

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