Illustrator

【解決】スクリプトで合成フォントの内訳のPostScript名を取得したい!

Illustrator合成フォントPostScript名取得 アイキャッチ図版

Illustratorには合成フォント機能があり、漢字・ひらがな・アルファベット・数字などの種類ごとに別々のフォントを指定し合成した単一のフォントを作れます。

単一のフォントになっているため、それをテキストに割り当てるだけで自動的に文字の種類ごとに意図通りの見た目に変わってくれます。自力で個別に指定するよりずっと確実で、ヒューマンエラーを減らすのに効果的です。

Illustratorの合成フォント機能は、残念ながらスクリプトでの操作に対応していません。せめて情報の取得だけでもできればよかったのですが、XMPメタデータを通じて内訳のフォントファイル名を取得するところまでが限界でした。フォントファイル名からPostScript名を求める部分は、外部のデータベースかFont Bookなど外部アプリの機能が必要です。惜しいですね。

調べたところ、合成フォントファイルを読むことで内訳のPostScript名が得られそうでした。

そこで今回は、ExtendScriptでIllustratorの合成フォントの内訳のPostScript名を取得する例 を紹介します。

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【解決】全アートボードを中身に合わせてフィットさせたい!

全アートボードを中身に合わせてフィット アイキャッチ図版

Illustratorで作業していると,中身にぴったり合うようアートボードの寸法を変えたくなるときがあります。その際は[オブジェクト > アートボード > 選択オブジェクトに合わせる]などを使うと実現可能です。

この機能は,1つ2つくらいのアートボードをフィットさせるのに向いています。書類上のアートボードすべてに適用するには,それらすべてに対して実行を繰り返さなくてはいけません。一括で処理したくなりますね。

そこで今回は,全アートボードを中身に合わせてフィットさせるIllustrator用スクリプト を紹介します。

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【履歴】infoVector 2.3

infoVector 2.3 アイキャッチ図版

特定の形式のテキストを,日本語/英語でXMP(IPTC)メタデータに書き込み,ai・eps・jpg・pngファイルとして書き出すIllustrator用ドロップレットinfoVector 2.3のページです。3.0.0で仕様が変わったため,旧バージョンの情報を残しておきます。

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【まとめ】infoVectorでICC プロファイルを扱う

infoVectorでICC プロファイルを扱う アイキャッチ図版

infoVectorは,各ストックイラストサイト用に日本語/英語のIPTC情報を埋め込んで画像を書き出す Illustrator&Photoshopスクリプト(アプリ) です。バージョン3.0.0から,書き出す画像にICC プロファイル(カラープロファイル)を埋め込めるようになりました。

ただ残念ながら「infoVectorでICC プロファイルを埋め込む設定にすれば,あとはすべてお任せ」という訳にはいきません。あなた自身が,複数の場所で適切な指定をする必要があります。

そこで今回は,infoVectorで書き出す画像にICC プロファイルを埋め込みたいときの設定方法を紹介します。

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【解決】Illustratorでもテキストを行ごとに分割したい!

IllustratorスクリプトSplit Rows for Ai アイキャッチ図版

したたか企画では,テキストを行ごとに分割する機能をAdobe XD用Photoshop用にそれぞれ公開しています。しかしIllustrator用はまだでした。というのも,テキストばらしテキストばらしAIなど実用的な定番スクリプトがすでにあるからです。

ただもうXDとPhotoshop用に2つも提供しましたし,せっかくなのでIllustrator用も公開するしかないでしょう。それが今回紹介する 複数行のテキストを1行ごとに分割するIllustrator用スクリプト,Split Rows for Ai です。

既存スクリプトでも特に困っていないと思いますが,Split Rows for Ai.jsxのいいところは次の通りです。ぜひお試しください。

  • もとのフォントやサイズ,色などを保持
  • 横書き・縦書き両方に対応
  • 自動行送りや段落前後のアキありでも見た目をキープ
  • エリア内文字にも対応
  • 選択したのがグループでも,配下のテキストを自動取得して実行
  • テキストの中身を編集状態のときは,その親のテキストフレームに対して実行
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【まとめ】Illustratorスクリプトの開発資料

【まとめ】Illustratorスクリプトの開発資料 アイキャッチ図版

プログラムの開発をしていると,技術や経験は個人に蓄積していきます。役立つ資料や道具のありかもしかりです。しかし自分の頭の中にあるだけの状態より,誰でもその情報にアクセスできたほうが世界はもっと良くなるでしょう。

そこで今回は,普段IllustratorでExtendScriptなどのスクリプトを書くときに使っている資料やWebサービスを公開します。

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【解決】リアルファブリック用画像書き出しを一気に済ませたい!

Fabricantアプリ アイキャッチ図版

リアルファブリックは,オリジナルの布をデザインしたり販売したりできるサービスです。パターンデザインをIllustratorで制作しているかたも多いでしょう。

過去の記事「アートボードとパターンのタイルをフィットさせるリアルファブリック用 Illustrator スクリプト」により,Illustratorのパターンデザインをアートボードに揃える工程が素早く正確になりました。しかし,最も面倒なのは画像書き出しです。

リアルファブリックのデザイン登録には,次の2種類の画像がいります。

  1. デザイン提出用画像(以降,デザイン用画像と呼ぶ)
  2. サムネイル用画像(希望者のみ。なくても可)

デザイン用画像の決まりはこちらのようになっています。

形式:JPEG

カラーモード:RGB

解像度:200ppi

サムネイル用画像は特に指定がありませんが,常識的に考えるとこんなところでしょう。

形式:JPEG

カラーモード:RGB

解像度:72ppi

もうこの時点で大変そうですね。Illustratorファイルの中にデザイン用とサムネイル用アートボードが混在する場合,それぞれ解像度を変えて書き出す必要があります。

さらに言えば,デザイン用画像の解像度200ppiがくせ者です。Illustratorで普通に書き出すだけだと,パターンの継ぎ目に白い隙間ができてしまうことが多いのです。

そのため一旦隙間が出にくい解像度で書き出し,規定通りに200ppiに変更,その後Photoshopでパターンに登録して目視確認する,といった複雑な手順を辿ることになります。

つまり,リアルファブリックの決まりに基づいた形式・解像度で,白い隙間ができないよう画像を書き出し,実際隙間ができるか確認するための画像も追加で生成しなければいけません。

今回紹介するのはまさにそのためのPhotoshop & Illustrator用スクリプト, Fabricant(ファブリカント) です。

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【解決】ファイルを書き出す前に画像のリンク切れを確認したい!

ファイルを書き出す前に画像のリンク切れを確認したい! アイキャッチ図版

Illustrator 2022(v26)からリンク画像の扱いが変わりました。それ以前のバージョンではリンク先が行方不明な画像は何も表示されませんでしたが,2022(v26)では低解像度サムネイルが必ず付きます(Illustrator 2020方式で保存した場合。参考:Illustrator2020形式ファイルフォーマットとは | Automation Skill)。

PDFなどを書き出した際は,低解像度サムネイルが見えている状態になります。リンク画像がなくても何があるかわかるようになりました。親切です。

しかしこの仕様はリンク切れを気づきにくくしてしまいました。低解像度でもまあまあ綺麗なので,異常を見逃すのです。

もし保存や書き出しの際にリンク切れを警告してくれたら,ミスを防げそうですね。ただIllustratorでは,保存や書き出しの動作を感知して警告を入れるのは難しいようです。

そこで今回は,Illustratorで画像のリンク切れを確認したあと,特定のメニューを実行するスクリプトを紹介します。

別名で保存や書き出しなど,通常のキーボードショートカットをこのスクリプトで置き換えると,特定のメニュー実行前にリンク切れ確認処理が入るという作戦です。

残念ながら手動でメニューを選んだときは発動しません。それで十分役に立つと思うかたのみご利用ください。

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【履歴】infoVector 1.4.0

infoVector 1.4.0 アイキャッチ図版

アートボードに置いた特定の形式のテキストを,日本語/英語でXMP(IPTC)メタデータに書き込み,ai・eps・jpg・pngファイルとして書き出すIllustrator用ドロップレットinfoVector 1.4.0のページです。2.0.0で仕様が変わったため,旧バージョンの情報を残しておきます。

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【解決】元データを消さずいつもの設定でPDFを書き出したい!

PDF複製書き出しスクリプト アイキャッチ図版

IllustratorファイルのPDF書き出しに[別名で保存]を使用すると,作業中の書類はPDFに変わります。元データがai/epsファイルでもPDFです。

もし書き出しオプションで[Illustrator の編集機能を保持]をOFFにしていた場合,書類を閉じた瞬間に編集可能な元データは消え去ります。大変なことですね。

そんな悲劇を避けるため,次の策が推奨されています。

  • [複製を保存]を利用する
  • [別名で保存]でPDFを書き出したあと書類を閉じるアクションを利用する

ただこれらは,ファイル名の「のコピー」を毎回削除する必要がある,使用しているIllustratorすべてのバージョンにアクションを設定しておかなければいけない,などいった理由でなかなか自分に定着しません。正しいけど面倒臭いことはすぐやらなくなるのが人間というものです。

そこで今回は,開いている書類と同じフォルダ・名前で,プリセット名を指定してPDFを複製書き出しするIllustratorスクリプトを紹介します。

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【解決】ストックイラストのタグ付けと画像書き出しを一気に済ませたい!

infoVector アイキャッチ図版

ストックイラストのタグ付けが面倒というのは,制作者なら共通の悩みでしょう。アップロードするサイトが少なければコピー&ペーストでも何とかなりますが,増やすとその分負担も重くなってしまいます。

チャンスを広げるためには何とか販売先を多くしたいものです。

解決策として,ファイルへのメタデータ情報埋め込みが普及しています。IPTC情報やXMPメタデータなど呼び名はさまざまですが,する内容は同じです。Adobe Bridgeを利用して説明やタグの情報をファイルに入力すると,ストックイラストサイトのアップローダーがそれを自動で読む流れです。

しかしこの方法だと,次のような問題がありました。

  • 英語タグにするサイトと日本語タグにするサイトがあり,対応している画像の種類もまちまちで,大量の画像それぞれに情報を埋め込まなくてはいけない
  • PIXTAとpngの組み合わせだと説明(コメント)を正しく認識しない
  • iStock(DeepMeta),123RFが情報を何も認識しない
  • 日本語情報を埋め込むと,Adobe StockとPIXTAで文字化けする

Illustratorで数種類の画像を自動で書き出し,同時に適切な情報をメタデータに埋め込んで,さらに各社アップローダーがそれを正しく認識してくれたらありがたいですよね。

今回紹介するのはまさにそのためのIllustratorスクリプト,infoVector(インフォベクター)です。

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【解決】オートフィル感覚でアイテムを複製移動したい!

オートフィル風複製移動 アイキャッチ図版

以前の記事【解決】Illustratorにもオートフィルがほしい!により,選択した2つのテキストフレームの距離でアイテムを複製移動し,数値をオートフィルできるようになりました。

スクリプト実行にショートカットを割り振れば,ショートカットを連打するだけで一定間隔での複製と数値の打ち替えができます。便利ですね。

しかし作業をしていると「パスとかグループとか一定間隔で複製移動だけしてくれないか? 数値はオートフィルしなくていいから」と思うことがあります。リピートグリッドがあれば解決しそうですが,連打でできる爽快感も良いものです。

そこで今回は,選択した2つのアイテムの距離でアイテムを複製移動するIllustratorスクリプトを紹介します。

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【解決】スウォッチのグローバルを一気にオフにしたい!

グローバルスウォッチOFF アイキャッチ図版

Illustratorでは,塗りや線に色のついたアイテムを選択し[使用したカラーを追加]を実行すると,色を一気にスウォッチに登録できます。

この方法で追加したスウォッチはグローバルカラーです。アイテムに色を適用した後一括で変更しやすく,書籍の章テーマカラーなどで重宝します。ただ,そのような特別な意味を持たせない単なる色の場合は,グローバルをオフにしたくなるでしょう。

通常の手順の場合,対象のスウォッチのオプションを開き,グローバルのチェックを外す動作を延々と繰り返すことになります。指が痛くなってしまいますね。

そこで今回は,スウォッチパネルで選択しているカラーのグローバルを一括でオフにするIllustratorスクリプトを紹介します。

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【解決】整列・分布を全部ショートカットで操りたい! (Saligna 1.2)

Saligna整列・分布パネル配置図

以前の記事【解決】整列・分布を全部ショートカットで操りたい!によって,[選択範囲に整列][アートボードに整列]など基準の変更も含めたIllustratorの整列機能がキーボードショートカットで操れるようになりました。

簡単におさらいすると,整列スクリプトSalignaは次のような特徴を持っています。

  • 整列・分布の実行や整列基準の変更をスクリプトで発動できる→ショートカットを割り振れる
  • 横書きポイントテキストの下の空白や,行末のトラッキングを無視し見た目で整列できる
  • 天地左右中央に整列など,2回整列が必要な動作を1回で実行できる

最初のリリースはCS6をメインターゲットにしていましたが,CC2015あたりの仕様変更によりうまく動かなくなった機能があります。今度はおもにCC2018以降を対象に更新しました。

バグ修正や仕様変更など色々ありますが,代表的な変化はこちらです。

  • 安定性の向上(Illustratorの進化,キーオブジェクト取得プラグインOnegaiSDKの採用などによる)
  • グラフオブジェクトの整列・分布に対応(要OnegaiSDK)
  • アイテム単一選択の場合,アートボードに整列
  • キーオブジェクトを無視できるモードを追加(Illustrator 24.2.0の自動キーオブジェクト設定対策)
  • Karabiner-Elements を利用したおすすめショートカット設定つき(macOS専用)

それではmacOS用にインストール方法などを解説していきます。

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【解決】既存の黄色レイヤーの色を変更したい!

既存の黄色レイヤーの色を置換 アイキャッチ図版

以前の記事【解決】レイヤー作成のとき黄色レイヤーを禁止したい!によって黄色レイヤーとの戦いは終息に向かい,人々は平和な日々を過ごしていました。

ところがその穏やかな時間は長くは続かず,またしても黄色レイヤーが侵攻を始めます。Illustrator CC 2018からレイヤーの色設定が変わり,旧バージョンのレイヤー 7(シアン)が黄色に化けるようになったのです。

今までは量が少なくさほど苦労しませんでしたが,CS6など旧バージョンからの改訂のたびに黄色レイヤーは現れ,人類を損耗していきます。

そこで開発されたのが,書類上のすべての黄色レイヤー(サブレイヤー)を別の色に置き換えるIllustratorスクリプトです。

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【解決】Shutterstockの[アートボードを使用]のエラーを回避したい!

Illustrator用アプリresaveEPS アイキャッチ図版

ストックイラスト用にIllustratorデータを作るとき,複数アートボード使ってバリエーションを用意することが多いでしょう。別名保存する際,[アートボードごとに作成]にチェックを入れると,アートボードごとに個別のファイルとして書き出せます。スクリプトやプラグインなどを入れなくても自動で分割してくれるので,量産には欠かせない機能ですね。

しかしShutterstockにepsファイルをアップロードするとき,次のようなエラーが出ることがあります。

[アートボードを使用]の設定を使用してベクター画像が保存されています。この設定を使用せずにベクター画像を保存して、アップロードし直してください。詳細はこちらをご覧ください。

2020年4月20日より[アートボードごとに作成]の設定が使用禁止になり,使用を検知されると上記警告とともに不合格になります。人によっては2020年4月20日以降に使用してもエラーがないようですが,原因はよくわかっていません。

調べたところepsのソースコード中に[アートボードを使用]で書き出したかわかる印があるので,アップローダーはそこを調べている可能性が高いと考えています。

詳しい話は省略しますが,自動処理でその印だけを綺麗に削除するのは困難です。書き出した個々のepsファイルをIllustratorで別名保存し直すのが簡単で良いでしょう。

そこで今回はドロップした複数のepsファイルを,Illustrator 10のepsで再保存するスクリプトを紹介します。

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【解決】スウォッチ名を検索してその色を適用したい!

hs.chooserでスウォッチ適用 アイキャッチ図版

このエントリーは DTP Advent Calendar 2019 10日目の記事です。
前日はMD5500さんによる『Cloud Vision API のOCRを仕事で使ってみた』でした。

DTPの仕事では,フォーマットに使用色のスウォッチがたくさん用意されていることがあります。作業の際は名前とサムネイルを見て目的のスウォッチを探し出し,パネルをクリック・適用する,というのが普通の流れでしょう。

しかし,大量のスウォッチがあるとスクロールするだけで大変です。Illustratorの場合アクションに登録すればキーで呼び出せますが,そんなにたくさんあるなら多分キー割り当てを覚えられません。Spotlightみたいにショートカット1つで呼び出して検索し,その色を適用できたら大分速く楽になりそうなのですが……

調べてみるとHammerspoonというアプリのhs.chooserで作れるようです。

そこで今回は,Hammerspoonでスウォッチ名をインクリメンタルに検索し,選択しているアイテムに適用するIllustrator用スクリプトを紹介します。

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【解決】レイヤーのクリッピングマスクにショートカットを設定したい!

レイヤーのクリッピングマスク切替 アイキャッチ図版

Illustratorにはオブジェクトにクリッピングマスクを適用するショートカット(command+7),解除するショートカット(command+option+7)が最初から設定されています。

それとは別に,レイヤーパネルに[クリッピングマスクを作成 / 解除]のメニューとボタンがあります。こちらはマスクの効果が対象レイヤーのサブレイヤーまで及び,階層構造を保ったまま見た目を切り抜けます。地図を作るときなどに活躍するのですが,ショートカットを設定するにはアクションを経由する必要があるため,使えるキーが少ない状態でした。

そこで今回はレイヤーのクリッピングマスクのON/OFFを切り替えるJavaScriptを紹介します。スクリプトにショートカットを割り当てるアプリとの組み合わせで,キー呼び出しを実現する作戦です。

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【解決】選択アイテムを長辺に合わせてリサイズしたい!

長辺揃えサイズ統一 アイキャッチ図版

Illustratorで配置した写真の大きさを統一したいときがあります。調べてみると,幅か高さのどちらかに揃えてリサイズするスクリプトがあるようです。Illustratorでオブジェクトの大きさを揃えるには – DTP Transit

それはそれで便利なのですが,この方式だと写真の大きさの比率がバラバラになってしまいます。意図通りにするには,横長のときは幅を,縦長のときは高さを変えなければいけません。

そこで今回はキーオブジェクトの長辺の長さに合わせて,選択しているアイテムをリサイズするIllustrator用JavaScriptを紹介します。

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