[Solution] I want to resize Ai/EPS for large vector images for microstock illustrations!

minimumAreaアプリ アイキャッチ図版

Shutterstock’s vector image contribution uploads have only accepted EPS files with object dimensions of at least 4MP (megapixels) in size.

Although it is a unit that is not familiar, megapixels indicate dimensions that can be obtained by width * height. For example, width 2000px * height 2000px is 4,000,000 = 4 MP. Files of this size will pass the examination because the conditions of at least 4 MP are cleared. However, there are few people who draw a vector image for stock illustration so large. If you think A4 is 841px * 595px and A3 is 1190px * 841px, you can see how big it is.

With the advent of minimumArea, an application that resizes EPS for Shutterstock, it is now possible to automatically export EPS files at 4 MP or larger without having to repeatedly save the file yourself.

But then Requirements for contributing vector art to Adobe Stock changed and Adobe Stock started recommending vector images over 15 MP.

Until then, it was only necessary to increase the size of the preview raster image that was attached with the vector image, so the magnification was simply increased when the preview image was exported from the Illustrator document. After the rule change, the vector image must be uploaded as a single file, and as a result, the vector image must be enlarged.

To be precise, 15MP is recommended, and it is possible to upload vector images larger or smaller than that as long as they are in Ai format, and the raster image will be generated at around 15MP. However, if you proceed without following the recommendation and the reactions are not good, you may be left with some regrets that this may be the reason.

This means that in order to upload vector images to Shutterstock and Adobe Stock with the recommended settings, you will have a mountain of work to do, as follows

  1. For Shutterstock, Calculate a scaling factor that makes Illustrator data larger than 4 MP, actually resize it, and save it as EPS
  2. For Adobe Stock, calculate a scaling factor that makes Illustrator data larger than 15 MP, actually resize it, and save it as Ai or EPS

Furthermore, Shutterstock’s maximum size limit is 25MP, so you need to make sure it does not exceed that. This is unreasonable.

Therefore, this time, we will propose an application minimumArea 4 for Illustrator that exports Ai/EPS in multiple sizes for large vector images of microstock illustrations.

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【解決】ストックイラストの大型ベクター画像用にAi・EPSをリサイズしたい!

minimumAreaアプリ アイキャッチ図版

以前よりShutterstockのベクター画像寄稿アップロードは、オブジェクトの寸法が最低4MP(メガピクセル)以上の大きさのEPSファイルのみ受け付けていました

あまりなじみのない単位ですが、メガピクセルとは幅×高さで求められる寸法のことを示します。例えば幅2000px × 高さ2000pxは4,000,000=4MPです。このサイズであれば大きさ的には審査に通ります。ただストックイラスト用ベクター画像をそこまで大きく描く人は少ないでしょう。A4が841px × 595px、A3が1190px × 841pxだと考えると、どれくらい大きいかがわかります。

それについては Shutterstock用にEPSをリサイズするアプリminimumArea(旧版)の登場により、自分で保存を繰り返さなくても自動的に4MP以上で書き出せるようになりました。

しかしその後の2024年3月、Adobe Stock にベクターアートを寄稿するための要件が変わり、Adobe Stockが15MP以上のベクター画像の推奨を始めました。

それまではベクター画像と一緒につけるプレビュー用ラスター画像を大きくすればよかったため、単にIllustrator書類からプレビュー用画像を書き出すとき倍率を上げるだけで済んでいました。ルール変更後はベクター画像単体でアップロードする必要があり、結果的にベクター画像自体を大きくすることになります。

正確に言えば15MPは推奨であり、ベクター画像がAiであればそれより大きくても小さくてもアップロードはできるし、ラスター画像は15MPくらいで生成されるようです。ただ、もし推奨を守らずに進めて反応がいまいちだったら、それが原因かも? と後悔が残るかもしれません。

つまり推奨通りの設定でShutterstockとAdobe Stockにベクター画像をアップロードするためには、次のような作業が山のように発生するということです。

  1. Shutterstock用に、各Illustratorデータの大きさが4MP以上になる拡大率を計算し、実際に拡大したあとEPS保存する
  2. Adobe Stock用に、各Illustratorデータの大きさが15MP以上になる拡大率を計算し、実際に拡大したあとAiまたはEPSで保存する

さらに言えばShutterstockの大きさ上限は25MPなので、それを超えないようにする必要があります。途方もないですね。

そこで今回は ストックイラストの大型ベクター画像用に、Ai/EPSを複数サイズで書き出すIllustrator用アプリminimumArea 4 を紹介します。

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【解決】デフォルトでスタティックシンボルを作りたい!

新規スタティックシンボル アイキャッチ図版

Illustratorにはシンボルという機能があります。書類の中で何回も使うオブジェクトをシンボルとして登録しておくとリンクのように扱われ,後から変更しやすくなる便利な機能です。

Illustrator CC 2015からは従来のシンボル(スタティックシンボル)に加え,ダイナミックシンボルという形式が追加されました。スタティックでは配置したシンボルの色を部分的に変えられませんが,ダイナミックにするとできるようになります。

ではいつもダイナミックシンボルにすればいいかと言うと,そうではありません。スタティックシンボルの静的で変更できない特性もまた長所なので,状況によって使い分けたいところです。個人的にはスタティックシンボルのほうが活躍の機会が多いと感じます。

問題は新しくシンボルを作るとき,初期設定ではダイナミックシンボルになることです。スタティックシンボルにしたい場合は毎回ラジオボタンを押す動作をしなければいけません。結構面倒ですね。

そこで今回は選択したアイテムをスタティックシンボルとして登録するJavaScriptを紹介します。

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【解決】書類中の特色スウォッチを全部削除したい!

特色スウォッチを削除 アイキャッチ図版

Illustratorのスウォッチには,特色(スポットカラー)という種類があります。一般的な印刷で使用するCMYK(プロセスカラー)では再現できない鮮やかな色や,金銀のような光沢を出したいときなどに使用するものです。

特色は,未使用なのに書類中に残っていると後の工程に大変な迷惑をかけます。そのためプロセスカラーへの変換,または削除などの対応が必要です。結局使わないなら消したほうが良いでしょうね。

しかしその作業を手でやるとしたら,時間がかかる上にモレが出そうです。こういうのは機械の得意分野なので,スクリプトにやってもらいましょう。

そこで今回は書類中の特色スウォッチを一括削除するJavaScriptを紹介します。

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【解決】レイヤー削除のショートカットがほしい!

Illustratorレイヤーを削除ショートカット アイキャッチ図版

Illustratorでレイヤーを削除するとき,大抵は下記のような動作をします。

  1. レイヤーパネルで対象を選択
  2. パネルのゴミ箱アイコンにドロップ,またはゴミ箱アイコンをクリック

しかし,あの小さな小さなゴミ箱アイコンの位置へ正確にカーソルを移動するというのは結構神経を使います。ショートカットにして,目をつぶっていてもできるようになるといいですよね。

そこで今回はレイヤーパネルで選択している複数のレイヤーやオブジェクトを削除するJavaScriptを紹介します。SPAiやKeyboard Maestroなど,スクリプトにショートカットキーを割り当てるアプリを使ってショートカット化する作戦です。

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【解決】XDでもキーオブジェクトに整列・分布したい!

XDキーオブジェクトに整列・分布 アイキャッチ図版

普段無意識でやっているようなものは,できないことに気づくと驚きますよね。私にとってはAdobe XDの「キーオブジェクトに整列」がそうでした。XDにもあったら嬉しいですね。

そこで今回は,最後に選択したものをキーオブジェクトとして扱い,整列や分布を実行するXD用プラグイン Singari(しんがり)を紹介します。

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【解決】XDにもテキストばらしがほしい!

XDプラグインSplit Rows for XD アイキャッチ図版

Adobe XDでレイアウト・図版・スライドなどを作る際には,1行程度のテキストを大量に用意することになります。

通常ですと,テキストエディタなどで入力した改行区切りのテキストを1行ずつコピペして分割していきます。ただこれはかなり疲弊する作業です。

もしIllustratorでやる場合にはテキストばらしという定番スクリプトがあり,名前の通りテキストを一瞬で1行ずつにばらしてくれます。Adobe XDにもこれがあったら嬉しいですね。さらに言えば,ばらしたテキストを連結したり,行だけでなく列も分解できたら最高です。

そこで今回は,テキストを行ごと/文字ごとに分割したり,区切り文字で分割・結合するAdobe XD用プラグイン,Split Rows for XD を紹介します。

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【遊び】グラフデータを別のグラフに複製したい!

グラフデータ複製移動 アイキャッチ図版

Illustratorのグラフツールで作るグラフは,変形パネルや拡大・縮小ツールで大きさを変更すると,データを更新したときに形が崩れてしまいます。

そのため,サイズを変えたくなったら,グラフを新しく作って数値データをコピー&ペーストすることになります。

これはデータの行数・列数が少なければなんてことのない作業です。しかし一画面に収まらないほど長い場合,端の数値を取りこぼしがちなので注意が必要です。

それに単純に操作が大変で疲れますよね。Excelみたいに有効なデータ範囲を拾ってくれるショートカットはないですからね。

そこで今回は選択している2つのグラフのうち,背面にあるほうのデータを前面にあるグラフにコピーするJavaScriptを紹介します。

ただし,このスクリプトは「undo/redoをするとIllustratorがクラッシュする」という欠点があります。お遊びとして見れる方,自己責任でなんとかできる方のみ続きをどうぞ。

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【解決】時計回りでアイウなどの連番をふり直したい!

時計回りに連番をふり直す アイキャッチ図版

【解決】時計回りでアイウなどの連番をふり直したい!

以前の記事【解決】Illustratorでアイウなどの連番をふり直したい!により,左上→右下座標の順番で連番をふり直せるようになりました。自分で作ったものながらシンプルでとても使いやすいです。

ところが理科の図版を作っていると,月の満ち欠けの説明図のように文字を円形に配置し,時計回りか反時計回りで連番をふる状況がよくあることに気づきました。明らかに法則に基づいているのに手入力しなくてはならず,何とも歯がゆいですね。

そこで今回は選択したテキストフレームの1文字目を連番とみなし,時計回りまたは反時計回りで番号をふり直すJavaScriptを紹介します。

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【解決】レイヤー名から「のコピー」を取り除きたい!

レイヤー名から「のコピー」を削除する アイキャッチ図版

Illustratorでは,レイヤーパネルで選択しているレイヤーをオプションキーを押しながらドラッグすると複製できます。レイヤーの中にさらにレイヤー(サブレイヤー)を含む場合,その構造もそっくり同じになります。

このレイヤー構造を丸ごとコピーするやり方は,似ているけどちょっと違う地図を1つのファイルに何個も入れなければいけないときに便利です。例えば気象庁の天気図を3日分並べて1つの図版にするなどです。

ただこの方法ではサブレイヤーすべてに「のコピー」「のコピー 2」などが付くので,非常にうっとうしいです。かと言って消すには,1つひとつ選択してデリートキーを押す必要があります。穴を掘ってはそれを埋めているような気分になりますね。

そこで今回は選択しているレイヤーより下層のすべてのレイヤーの名前から,末尾の「のコピー」を取り除くJavaScriptを紹介します。

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【解決】パスの余計なポイントを削除したい!

パスファインダ「余分なポイントを削除」アイキャッチ図版

Illustratorで表の背景の塗りを作るときなど,たくさんの四角いパスをパスファインダで「追加」することがあります。そうすると,もともとはオブジェクトの境目だったところに余計なパスができてしまいます。

これには回避方法があり,パスファインダオプションの「余分なポイントを削除」にチェックを入れてから「追加」すればすっきりとしたパスができるようです。すでに「追加」してしまっている場合でも,そのパス1つだけ選択した状態で同じ動作をすればポイントはすっきりします。便利ですね。

でもパスファインダオプションは環境設定として保存されません。毎回変更するのも面倒です。ついでに言えば,アクションに記録はできましたが実行しても反映されませんでした。

そこで今回は選択しているオブジェクトが1つでも複数でも,余計なポイントを削除しながらパスファインダで追加するJavaScriptを紹介します。

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【解決】価格ごとに集計してMisoca用CSVにしたい!

Misocaインポート用CSV生成 アイキャッチ

フリーランスにとって請求書を発行することは日常茶飯事ですが,みなさんはどのように作っているでしょうか。

私の場合は表計算ソフトで値段を管理しておいて,最終的に
クラウド請求書・見積書・納品書管理サービス Misoca(みそか)
で入力して仕上げています。

というのもMisocaは本当にシンプルで,請求書作成のルールに疎くてもすぐ実用レベルのものが作成できるからです。

さて具体的な方法ですが,まず表計算ソフトでは下の表のようにファイルパスと値段をセットにしておきます。

@filepath price
~/Desktop/myFolder/fig1.ai 8000
~/Desktop/myFolder/fig2.ai 8000
~/Desktop/myFolder/fig3.ai 12000

最終的に請求書にするときには,次のように価格ごとに個数を集計して1行ずつ書き込みます。

品番・品名 数量 単位 単価
図版 種類1 2 8000
図版 種類2 1 12000

表計算ソフトのピボットテーブルを利用して価格ごとの個数を出し,それを見ながらMisocaに手入力をするという流れです。

ただこの方法はピボットテーブルを使うのが大げさで,手入力も無駄に感じ,だんだん面倒くさくなってきました。もう少し手軽なものがほしいです。

幸いなことにMisocaにはCSVから請求書を一括生成する機能があります。そのため値段ごとの個数をスクリプトで集計し,CSVにすればあらかたの作業は終わりそうです。

そこで今回は選択している価格リストをもとに値段ごとの個数を計算し,Misocaインポート用CSVとして保存するAutomatorサービスを紹介します。

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【解決】パネルで選んだ複数のレイヤーの中身を選択したい!

複数レイヤー中身全部選択 アイキャッチ

Illustratorでは,レイヤーパネルでレイヤー名あたりをoption+クリックすると,そのレイヤーの中身をすべて選択できます。レイヤーパネルの右端と◯の間をクリックすることでも同じ効果があります。

しかしレイヤーが複数ある場合,さらにshiftを加えて1つひとつのレイヤーをクリックしていく必要があります。これは面倒なだけでなく,操作に失敗することが多いですよね。

そこで今回はレイヤーパネルで選んでいる複数のレイヤーの中身をすべて選択するスクリプトを紹介します。

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【解決】レイヤー作成のとき黄色レイヤーを禁止したい!

黄色を禁止して新規レイヤー アイキャッチ図版

以前の記事【遊び】Illustratorで黄色レイヤーを禁止したい!で,Illustratorをずっと監視して黄色レイヤーを撲滅する方法を紹介しました。

この試みはマシンの負担が大きかったために「遊び」の域を出ませんでしたが,現在では代わりに作った手抜きスクリプトが意外と役に立っています。

そこで今回は新規レイヤーを実行し,できたレイヤーが黄色だったら他の色に変更するスクリプトを紹介します。

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【解決】顔写真のサイズを自動で揃えて切り抜きたい(1)

顔矩形認識変形切抜スクリプト アイキャッチ

表題の通り世の中には,顔の大きさを揃えてトリミングする作業をしている方がたくさんいます。

インタビュー記事や名刺・社員証・パスポートなど,顔写真を使う状況は枚挙にいとまがありません。そう,いつだって人は人の顔に興味津々です。

でも何十人何百人といった単位でリサイズやマスクをしていたら,しまいには目を背けたくなってしまいますね。

そこで今回はIllustratorで選択している複数の写真から顔を自動認識し,大きさを揃えて切り抜くスクリプトを紹介します。

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【解決】再リンク時同名ファイルを検索して出してほしい!

Spotlightで再リンクダイアログ アイキャッチ図版

前回の記事【解決】再リンクのとき画像のあるフォルダを起点にしたい!により,リンクの貼り直しが少し楽になりました。

それに関して「再リンクのときファイルの名前はわかっているのだから,同じ名前のファイルを検索して候補を挙げてくれればいいのにといつも思っていた」という主旨の感想をいただきました。確かにその通りで,実現すればさらに楽ができそうです。

そこで今回は選択した配置画像の名前でSpotlight検索し,見つかった候補の中から選んで再リンクするAppleScriptを紹介します。

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【解決】再リンクのとき画像のあるフォルダを起点にしたい!

再リンクダイアログ アイキャッチ図版

Illustratorで「リンクを再設定」のダイアログを開くと,意図しないフォルダが表示されるときがあります。

どうも前回「配置」や「別名で保存」などで選んだフォルダがダイアログの起点になるようです。

基本的にリンク画像は同じフォルダにまとめて置いてあることが多いので,配置画像からそのフォルダを取得して表示してくれたら楽になりますよね。

そこで今回は選択した配置画像のあるフォルダを起点にして再リンクダイアログを開くスクリプトを紹介します

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【まとめ】Keyboard Maestroに単語登録しよう

Keyboard Maestro単語登録 アイキャッチ図版

Keyboard Maestroを買ってみたはいいものの,よくわからず持て余している……
機能が多すぎて何をしたらいいかわからない……
そんな方は多いのではないでしょうか。

Web上にあるKeyboard Maestro活用例を見てみると,達人が何かすごいことをしているという印象で圧倒されます。もう少し単純で時短になるものがほしいですね。

そこで今回は,Keyboard Maestroに「単語登録」し,文字入力を速くする方法を紹介します。

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【解決】スタイルにショートカットを割り当てたい!(2)

ショートカットでスタイル適用(2)アイキャッチ

以前の記事【解決】スタイルにショートカットを割り当てたい!により,キーボードショートカットでスタイルを適用できるようになりました。お気に入りのスタイルをすぐに呼び出すことができ,とても便利に使っています。

でもこのスクリプトは,スタイルごとに1つずつJavaScriptファイルを必要とします。だんだん管理が面倒になってきました。

だって想像してみてください。私がこのスクリプトをアップデートするたびに,あなたは毎回JavaScriptファイルをリネームすることになるんですよ……

幸いなことに,Illustratorにはスクリプト実行時に引数(ひきすう)を渡す機能がついています。引数とはスクリプトに渡す文字や数字などのデータのことです。スタイル名を引数として渡せば,プログラムの中身はそのままでも,そのスタイルを適用する処理に変えられます。

前のスクリプトを作ったときは,引数を管理できるアプリが普及していなかったためファイル名で代用していました。最近はKeyboard Maestroを使う人が増えてきたので,それで管理できそうです。

そこで今回は,バージョンアップしたスタイル適用スクリプトKeyboard Maestroで,複数のスタイル適用ショートカットの管理を簡単にします。

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【解決】使用フォント一覧をテキストファイルにしたい!

フォント一覧出力 アイキャッチ図版

Illustratorで図版の仕事をしていると,過去に誰かが作ったデータの仕様で新しいものを制作することがあります。

そんなとき私はまず,フォント管理アプリでセットを作るところから始めます。見つからない書体があるとファイルを開くたびに警告が出てしまいますからね。

しかし,InDesignから収集されたとおぼしき大量のIllustratorファイルを1つひとつ開き,使用書体をすべてピックアップするというのはとても大変なことです。
それに目視でフォント名を確認すると,ProとPr6・StdとStdNのようなややこしいものを取りちがえることが多いです。こういうのは機械にやってもらいましょう。

幸いにもこの問題にはすでにいい解決策が公開されています。
Illustratorドキュメントで使用しているフォント名をテキストに書き出す – ごんれのラボ
作者はこうちゃん黒猫まみれさんです。DTPerのスクリプトもくもく会でお世話になってます。

ドラッグ&ドロップによりファイルを指定できて便利なのですが,AppleScriptなのでMac専用です。また合成フォントの中身を取得しないので,フォントセットを作る目的だと少し不便でした。

そこで今回はダイアログで選択した複数のai/epsファイルから使用フォントを調べ,テキストとして保存するスクリプトを紹介します。JavaScriptなのでWindowsでも使えます。

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